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抗菌・抗ウイルス
機能性不織布

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倉敷繊維加工は長年培ってきた開発力、技術力で様々な機能性不織布の加工製造を行っています、お客様の用途やニーズに合わせた抗菌・抗ウイルス不織布をご提案・ご提供いたします。

抗菌・抗ウイルス剤は天然系を含めた有機系無機系、さらにその複合系に分類され、それらの薬剤には様々な特徴・効果がある事が確認されています。
特に有機系では口腔衛生用に採用された薬剤をベースとした機能性不織布もご提案。高い安全性を確認しています。

用途

マスク、フィルター、ドアノブやカバンなどのカバー類、
下駄箱などに使用できるシート、テープなど

それぞれの薬剤による加工不織布で抗菌・抗ウイルスの効果が確認されましたが、加工不織布の2次加工や成形後の表示商品で抗菌・抗ウイルスの効果を保証するものではありません。

有機系(第4級アンモニウム塩系、ZPT(ジンクピリチオン)系、ほか)抗菌・抗ウイルス剤加工

  • 有機系の抗菌・抗ウイルス剤で加工した不織布です。
  • 無機系のものに比べて即効性があり、薬剤単位あたりの効果が高いと言われています。
  • 第4級アンモニウム塩系の抗ウイルス加工不織布は、繊維上に付着した特定のウイルスに対して抗ウイルス活性値3.0以上の効果が認められ、99.9%以上のウイルス(SARS-CoV-2、ATCC VR-1679)の数が減少。
  • また、ZPT系の抗ウイルス加工不織布では、同様に抗ウイルス活性値2.5以上の効果があり、
    99%のウイルス(ATCC VR-2127)の数が減少することが確認されました。
  • 第4級アンモニウム塩系による抗菌・抗ウイルス機能性不織布は、固定化抗菌成分「Etak®/イータック®を活用したものです。
  • 黄色ぶどう球菌・大腸菌に対しても優れた抗菌性を有しています。

※「Etak®/イータック®」は株式会社キャンパスメディコの登録商標です。

●有機系(Etak®:第4級アンモニウム塩系)
抗ウイルス性試験結果(SARS-CoV-2)変異株(オミクロン株)hCoV-19/Japan/TY38-873/2021

有機系(Etak®︎:第4級アンモニウム塩系)抗ウイルス性試験結果(SARS-CoV-2)変異株(オミクロン株)hCoV-19/Japan/TY38-873/2021
【試験方法】 JIS L1922「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」準用
【試験機関】 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
【試験ウイルス】 SARS-CoV-2 変異株(オミクロン株)hCoV-19/Japan/TY38-873/2021(国立感染症研究所より分与)
【試験結果】 加工不織布2時間後のウイルス感染価常用対数平均値が2.30未満、抗ウイルス活性値は4.0以上で、99.99%以上の減少を確認しました。

※記載データは試験機関での試験データであり、性能を保証するものではありません。

●有機系(Etak®:第4級アンモニウム塩系)
抗ウイルス性試験結果(ATCC VR-1679)

有機系(第4級アンモニウム系)抗菌性試験結果
【試験方法】 ISO 18184:2019
【試験機関】 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
【試験結果】 抗ウイルス活性値3.0以上

「Excellent effect」の評価
※記載データは試験機関での試験データであり、性能を保証するものではありません。

●有機系(Etak®:第4級アンモニウム塩系)抗菌性試験結果

有機系(第4級アンモニウム系)抗菌性試験結果
【試験方法】 JIS L 1902:2015 菌液吸収法
【試験機関】 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
【試験結果】 黄色ぶどう球菌(NBRC12732):抗菌活性値=5.6
大腸菌(NBRC3301):抗菌活性値=6.0

繊維上の細菌の増殖を抑制し、抗菌効果が示された
※記載データは試験機関での試験データであり、性能を保証するものではありません。

●有機系(ZPT系)抗ウイルス性試験結果

有機系(ZPT系)抗ウイルス性試験結果
【試験方法】 ISO18184
【試験機関】 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
【試験結果】 抗ウイルス活性値は2.5以上

「Good effect」の評価
※記載データは試験機関での試験データであり、性能を保証するものではありません。

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無機系(銀イオン系、ほか)抗菌・抗ウイルス剤加工

  • 無機系の抗菌・抗ウイルス剤で加工した不織布です。
  • 一般に有機系のものに比べて抗菌スペクトルが広く、耐久性に優れています。
  • 繊維上に付着した特定のウイルスの数を99.9%減少。
  • SEK「抗ウイルス加工マーク(ATCC VR-1679)」を取得しています。
  • 黄色ぶどう球菌・大腸菌に対しても優れた抗菌性を有しています。

●無機系抗ウイルス性試験結果

■ATCC VR-1679(エンベロープ有)

【試験方法】 JIS L 1922:2016
【試験機関】 一般財団法人 ボーケン品質評価機構
【試験結果】 抗ウイルス活性値3.0以上「十分な効果あり」の評価

■ATCC VR-782(エンベロープ無)

【試験方法】 ISO18184
【試験機関】 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
【試験結果】 抗ウイルス活性値は3.0以上

※記載データは試験機関での試験データであり、性能を保証するものではありません。

●無機系抗菌性試験結果 繊維上に付着した特定の細菌に対して抗菌効果があることがわかりました

【試験方法】 JIS L 1902 菌液吸収法
【試験機関】 一般財団法人 ボーケン品質評価機構
【試験結果】 黄色ぶどう球菌(NBRC12732):抗菌活性値=5,9
肺炎桿菌(NBRC13277):抗菌活性値=6,1

繊維上の細菌の増殖を抑制し、抗菌効果が示された
※記載データは試験機関での試験データであり、性能を保証するものではありません。

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上記以外に、各種有機系、無機系の抗菌・抗ウイルス剤(酵素系、ほか)による加工不織布も取り扱っています。

SEK 繊維状上の特定のウイルスの数を減少させます。認証番号 UK16A16一般財団法人繊維評価技術協議会剤名:無機系(金属塩)倉敷繊維加工株式会社


注意

  • ・抗ウイルス加工は、病気の治療や予防を目的とするものではありません。
  • ・抗ウイルス性試験は、ウイルス株:ATCC VR-1679(エンベロープ有)を25℃で2時間放置して実施しています。
  • ・抗ウイルス加工は、ウイルスの働きを抑制するものではありません。